CeleronノートにUbuntuをインストールした
少し前の話だが、押入れの中に眠っていたCeleronノートを発掘し、捨てるのももったいないのでUbuntuを入れてみることにした。
用意したもの
余談だがこのVersaPro、2013年出荷でCeleron B800とかいう今となっては化石みたいなCPUを積んでいる。RAMは4GBしかない(OSは64bit)。
ブート用USBメモリを作成
1.Ubuntuの公式サイトからISOイメージをPCにダウンロードする
https://ubuntu.com/download/desktop
2.ブート用USBメモリ作成ツールをダウンロード&インストールする
今回は「Etcher」を使っていく。インストーラーの指示に従ってPCにEtcherをインストールする。
3.「Flash from file」から、先ほどダウンロードしたISOイメージを選択する
4.「Select target」から、USBメモリを選択する
5.「Flash!」を押すと自動でブート用USBメモリができあがる
インストール
1.ノートPCにUSBメモリを挿し、Deleteキーを押しながら起動するとブートマネージャが出てくるので、「USB HDD」を選択してUSBからブートする
2.インストーラーが起動したら「Ubuntuをインストール」をクリックし、言語を選択したり、キーボード配列を選択したりする
3.Ubuntuを化石ノートPCに入れることができた
導入は非常に簡単だったと思います。いずれサーバーにも手を出すつもりなので、Linuxについてはコツコツ勉強します。
作業妨害用BGMのリスト
作業妨害用BGMとは?
作業妨害用BGMとはニコニコ動画のタグの一つであり、「聴き入ってしまって作業ができない曲」を指す。熱い曲、電波・ネタ曲、歌詞の意味が深い曲などが該当する。
本題
私はそんな何か作業をしているときに聴くと手が止まってしまうような曲を集め、Youtubeのプレイリストにまとめることを趣味の一つとしており、曲数が200を超えてきたので公開することにした。私のような興味がある分野が偏っているオタクには刺さる曲があるはずである。
ジャンル・テーマは主に以下のようなものが入っている。
音楽のジャンルに関しては素人なのでおおよそである。
プレイリストは今後も少しずつ更新される予定。
では、お楽しみください。
- 埋め込みで見る
- Youtubeにジャンプする
VR機器(HMD,コントローラ)の選定
VRChatを始めて今日で1か月。なかなかログインできず未だにランクは「New User」のままだが楽しくやっている。......やっているのだが、デスクトップモードでは没入感に限界があった。
周りを見てみるとなでなでしたりされたり。実に表情豊かである。
VRの喜びを知りやがって!許さんぞ!俺にもさせろよ!
こうして私はついにVR機器を買う決心をした。
そこで、今主流となっているVR機器のスペックを調べたり、使用感を聞いてまわった結果を書き留めておこうと思う。
【こちらは使用レビューではなく、2020年8月現在での各製品のスペックおよび見聞きした評判をまとめたものです。ご注意ください。この記事を参考にしてVR機器を購入し、発生した損害について私は一切の責任を負いません。】
目次
- 表の解説
- Oculus Quest(オキュラス・クエスト)
- Oculus Rift S(ーリフト・エス)
- HTC VIVE Pro(エイチティーシー・ヴァイヴ・プロ)
- HTC VIVE Pro Eye(ープロ・アイ)
- HTC VIVE Cosmos(ーコスモス)
- HTC VIVE Cosmos Elite(ーコスモス・エリート)
- Valve index(ヴァルヴ・インデックス)
- Pimax Artisan(パイマックス・アーチスン)
- 結局のところ...
表の解説
この記事ではVR機器のスペックを以下のような表を使って説明する。
片目解像度 | 1440×1600 |
パネル | 有機EL |
リフレッシュレート | 72Hz |
視野角 | 100度 |
IPD調整 | ハードウェア調整 |
トラッキング方式 | インサイドアウト |
スタンドアロン型 | はい |
コントローラ付属 | はい |
重量 | 596g |
価格 |
税込49800円 |
一つずつ見ていく。
- 片目解像度
ディスプレイの片目あたりの解像度。参考程度に、1080p解像度は1920×1080、1440p解像度は2560×1440である。 - パネル
液晶と有機ELがある。テレビなどと同じで、有機ELは黒の再現性が高く、軽く、低遅延である代わりに高額。液晶は実際の見た目の解像度が高く、省電力で、安いが重い。 - リフレッシュレート
「1秒間に何回表示を変えられるか」を示す。「VR酔い」の原因となりうる部分。一般的なモニターは60Hzである。VRChatなら60Hz、BeatSaberなど動きの激しいゲームなら90Hzが推奨される。 - 視野角
普通のモニターとHMDで大きく解釈が異なる部分。HMDでは本当に「視野がどこまであるか」を示している。人間の視野は両目でおよそ120度である。 - IPD調整
日本語で言うと「瞳孔間距離調整」である。「VR酔い」に非常に強い相関がある部分。人によって目(瞳孔)の間の距離には差があり、これを調整しなければ違和感が残る。ハードウェア調整は物理的な調整であり、ソフトウェア調整はディスプレイの表示上での調整である。 - トラッキング方式
「アウトサイドイン方式」「インサイドアウト方式」があり、前者は外部センサーの設置を必要とする。後者はHMD搭載のカメラを使うので、外部センサーを設置しなくてよいが、部屋が暗いとトラッキングがうまく動作しない。 - スタンドアロン型
PCやゲーム機などからの出力を必要とせず、HMD単体での起動が可能であるもの。HMD単体ではPCVRに比べてパフォーマンスの質が劣る。 - コントローラ付属
VR機器はHMDだけではない。両手にコントローラーを持つことがほとんどである。この項目はそのコントローラーが付属するかを示している。 - 重量
個人的に重要だと思っている部分。長時間の使用においては首への負担が無視できない。参考程度に、2020年8月現在、価格.comでゲーミングヘッドセット1位の「ロジクール G933s」は379gである。 - 価格
重要である。メーカーによって税別表示となっているものでも、この記事では消費税10%を考慮して税込みで書いている。
Oculus Quest(オキュラス・クエスト)
片目解像度 | 1440×1600 |
パネル | 有機EL |
リフレッシュレート | 72Hz |
視野角 | 100度 |
IPD調整 | ハードウェア調整 |
トラッキング方式 | インサイドアウト |
スタンドアロン型 | はい |
コントローラ付属 | はい |
重量 | 596g |
価格 | 税込49800円 |
まず特筆すべきはその値段、SSD64GB版で税込49800円という驚きの価格である。一般消費者向けとしてVR機器の価格をここまで押し下げたのはすばらしい。
性能も問題なく日々のVR生活に堪える。インサイドアウト方式を採用したスタンドアロン型HMDであるために、高額なPCを必要としない。つまり、5万円でVR生活をはじめることができてしまう。
しかし、搭載しているCPUはPCのものに比べて非力であるため、例えばVRChatではアバターやワールドに制約がかかる。
......と思っていたら、Oculus Link(USBケーブルによるPCとの有線接続)によってPCVRにも対応した。 「死角?特にありません、無敵です」
とはいっても、PCで生成したフレームをまとめて動画にしQuestでストリーミングしているだけなので、一瞬の判断やタイミングが重要なゲームに向いていないことは明らかである。
コントローラーの評判はかなり良い。軽いうえに指を3本までトラッキングしてくれる。内蔵バッテリーではなく電池式であるために、「遊ぼうと思ったらバッテリー切れで充電待たないと」ということがない。電池を入れ替えるだけで即座に遊べる。
Oculus Rift S(ーリフト・エス)
片目解像度 | 1280×1440 |
パネル | 液晶 |
リフレッシュレート | 80Hz |
視野角 | 110度 |
IPD調整 | ソフトウェア調整 |
トラッキング方式 | インサイドアウト |
スタンドアロン型 | いいえ |
コントローラ付属 | はい |
重量 | 560g |
価格 | 税込49800円 |
LenovoがOEM生産しているOculusのHMDで、USBとDisplayPortが一体となったケーブルでPCと有線接続するタイプのもの。前述のQuestの有線版かと思いきや、細かな違いがある。
まずQuestのパネルは有機ELなのに対しこちらは液晶である。ゆえに、スペック上での片目解像度はQuestに劣るが、実際の見え方ではほとんど変わらない。画面に網目模様が浮き上がる「スクリーンドア」が少なく、ディスプレイとしての性能は十分である。リフレッシュレート、視野角もそれぞれQuestより8Hzと10度大きく、VR体験の質の向上に寄与している。
Questと違いこちらは最初から有線接続のPCVR対応であるために、遅延がかなり少ない。スタンドアロンで使用するつもりがなく、VRで音ゲーやFPSをしたいならこちらを選んだほうがよい。ただし、有線の宿命としてケーブルを天井から吊り下げる、高いところから垂らす等の対策をしたくなることもあるだろう。
着け心地は他のHMDと比べて軽いことから悪くはないようである。
コントローラーはQuestと同じものであり、使いやすさに定評がある。
このように利点がたくさんあるが、Twitterを見ているとバグの報告が多いのと、IPD調整がソフトウェア上でしかできないのは注意すべき点である。
HTC VIVE Pro(エイチティーシー・ヴァイヴ・プロ)
片目解像度 | 1440×1600 |
パネル | 有機EL |
リフレッシュレート | 90Hz |
視野角 | 110度 |
IPD調整 | ハードウェア調整 |
トラッキング方式 | アウトサイドイン |
スタンドアロン型 | いいえ |
コントローラ付属 | はい |
重量 | 770g |
価格 | 税込153500円 |
プロの名を冠するにふさわしい圧倒的な性能。しかし価格もプロ級でHMD+コントローラーにここまで出せる人は少ない。
コントローラーの使いにくさは初代VIVEから変わっておらず、HMDにここまで金をかけたい人なら別途後述のindexコンを同時に買ったほうが幸せになれる。
HTC VIVE Pro Eye(ープロ・アイ)
片目解像度 | 1440×1600 |
パネル | 有機EL |
リフレッシュレート | 90Hz |
視野角 | 110度 |
IPD調整 | ハードウェア調整 |
トラッキング方式 | アウトサイドイン |
スタンドアロン型 | いいえ |
コントローラ付属 | いいえ |
重量 | 不明 |
価格 | 税込179168円 |
「なんぼなん?ここ」
「こちら、17万9000円になっております」
「17万?!(驚愕)うせやろ?」
「いえ、本当です」
「こんなHMDだけで17万て、ぼったくりやろ!」
「いえ、性能的にも...両目がトラッキングできる、というのがありまして...。」
(中略)
「はーつっかえ!辞めたらこの仕事?」
「モシャモシャセン」
どこかで聞いたことのあるような上記の会話がすべてです。
高額!消費者向けとは思えない!
以上です。配信者は買うかもしれない
HTC VIVE Cosmos(ーコスモス)
片目解像度 | 1440×1700 |
パネル | 液晶 |
リフレッシュレート | 90Hz |
視野角 | 110度 |
IPD調整 | ハードウェア調整 |
トラッキング方式 | アウトサイドイン |
スタンドアロン型 | いいえ |
コントローラ付属 | はい |
重量 | 665g |
価格 | 税込98870円 |
HTC VIVE Proの次に出てきた製品であるが、問題が多すぎるといわれているもの。
スペックを聞く限りは完全にVIVE Proの劣化版である。
以下に問題点を挙げる。
- モニターまでの前後距離調整ができない(VIVE,VIVE Proはできた)
- Cosmosに搭載されている液晶の特殊な性質により、見た目の画質は解像度のスペックよりも悪い。
- HMD搭載のファンのノイズがきつい。
- コントローラーが重い。Cosmosのコントローラーはなんと225gもある。あのiPhone 11 Pro Maxがちょうど226gであるから、両手に6.5インチスマホを持ち、さらにそれらを振り回すこととほぼ同じである。
- 接触センサーがない。ゆえに、ハンドサインが作れない。
- 電池の持ちが悪いといわれている。
- 専用コントローラーのトラッキングがうまくいかない。
- トラッカー・コントローラーの規格であるLighthouseにデフォルトで対応していない。対応させるには別途26400円のオプションパーツが必要。
このようにCosmosは従来のVR機器から考えて欠点のミックスもんじゃみたいな状態であるのに、価格は約10万円。積極的にこの製品を買う理由は見当たらない。
HTC VIVE Cosmos Elite(ーコスモス・エリート)
片目解像度 | 1440×1700 |
パネル | 液晶 |
リフレッシュレート | 90Hz |
視野角 | 110度 |
IPD調整 | ハードウェア調整 |
トラッキング方式 | アウトサイドイン |
スタンドアロン型 | いいえ |
コントローラ付属 | はい |
重量 | 665g |
価格 | 税込114880円 |
性能面ではかなり良い印象を受けるが、基本的にはCosmosと同じである。
付属コントローラーとベースステーション(外部センサー)はLighthouse1.0という旧規格のものであることに注意されたい。この影響により、初代VIVEゆずりのコントローラーの持ちにくさは激しく振り回す際、例えばBeatSaberプレイ中に顕著である。
HMD単体の価格は73810円であるが、これは性能面・使用感共に勝るValve indexより高く、コストパフォーマンス的魅力は感じられない。
Valve index(ヴァルヴ・インデックス)
片目解像度 | 1440×1660 |
パネル | 液晶 |
リフレッシュレート | 144Hz |
視野角 | 130度 |
IPD調整 | ハードウェア調整 |
トラッキング方式 | アウトサイドイン |
スタンドアロン型 | いいえ |
コントローラ付属 | はい |
重量 | 748g |
価格 | 税込138380円 |
現在のハイエンドPCVR用HMDの主流がこちら。Oculus Rift Sを2台買ってもまだ余るという金額ながら、ハイエンドPCの性能を限界まで引き出してくれる逸品。
Oculus製品はフルトラ(頭・両手の3点だけでなく、腰・両足も加えた計6点でトラッキングすること)に正式に対応していない。よってフルトラまでやろうと考えていて、技術的課題を自分で解決する自信がなければ、この製品を買うのが一番簡単で分かりやすい。
この製品の特に優秀である点を挙げると、
- ベースステーション1.0と2.0のどちらにも対応している。
- コントローラーの形状が特徴的で、指を自由に使うことができる。
- マイクの性能が極めて良い。
- スピーカーは「オフイヤースピーカー」で、スピーカーが耳に接触しない。汗をかいても、長時間使用しても使用感が損なわれない。
- 90Hz、120Hzのリフレッシュレートに対応。144Hzは開発者向けではあるが、デバイスの性能上は出力可能である。
などである。
対して欠点は
- 眼鏡の使用が想定されていない。
- 鼻あての部分に隙間ができるので、没入感が損なわれる。
- クッションが薄く、着け心地が良いとはいえない。長時間の使用には向かない。(他社製クッションにより変更可能)
- 使用するグラフィックボードによっては性能に制限がかかる。
- コントローラーのスティックが壊れやすい。PS Vitaみてーだなお前な
- コントローラーはバッテリー式であるため、充電切れが発生する。
など。とはいえ、総合的に考えてかなり良い製品であるため、ハイエンドPCVRをする場合の第一選択はこの製品である。
ミドルハイ~ハイエンド帯のPCを既に持っていて、VR沼に肩まで浸かりたいならこの製品を選ぶ意味は十分にある。
Pimax Artisan(パイマックス・アーチスン)
片目解像度 | 1700×1440 |
パネル | 液晶 |
リフレッシュレート | 120Hz |
視野角 | 170度 |
IPD調整 | ハードウェア調整 |
トラッキング方式 | アウトサイドイン |
スタンドアロン型 | いいえ |
コントローラ付属 | いいえ |
重量 | 不明 |
価格 | 税込46000円 |
同社からは5K PLUS, 5K XR, 8K Plus, 8K Xなどという視野角おばけ(200度!)も発売されているが、そもそもOculus, HTC, Valve製品に比べてユーザーが極端に少ないため省略する。こちらはそれらモンスター級VRHMDの廉価版である。
廉価版とは言っても視野角は170度もあり、こちらに関しては不足を感じることはまずないといってよい。しかし、コントローラーが付属しないため、別途indexコンやVIVEコンを買うことになるのだが、そうすると価格の魅力は薄れてしまう。
広い視野が欲しいという人向けの製品であるが、参考までに、私のフレンドは「初めて触ったHMDの視野角で満足してしまう」と言っていたので、変態向け製品なのかもしれない。
結局のところ...
で、結局お前は何を買いたいんやという話だが、私が買う予定のVR機器はほぼOculus Rift Sで確定している。理由は単純、お金がない+スタンドアロン起動に興味がないからである。
フルトラも視野にいれており、技術的課題があることも承知の上である。
それを解決する過程も楽しむ、それくらいが私にとってはちょうどよい。
またVR機器購入の際には使用感のレビューも書こうと思う。
緒言
動機
私は以前、fc2・アットウィキ・Twitterで活動していたのだが、周囲の環境の変化もあってTwitter以外のプラットフォームはすべて捨ててしまった。もう4、5年前の話である。
しかしTwitterは遡って情報を見るということに不向きであった。私の趣味を深めてくれる情報をまとめて書き留めておき、必要なときに見返すことができるような場所が再び必要となった。ゆえに、数年越しにブログを書くことにした。
題目
このブログで扱うテーマは次の8つ(になる予定)。
- LEGO 軍事系MOC(創作)の紹介
- VRChat内でのイベント等参加レポ
- 自作PCについてのあれこれ
- UnityやBlenderの備忘録
- サバゲーイベント参加レポ
- 書評
- 気に入った音楽の紹介
- その他、気になったアイデアのまとめ
今までの私の趣味の増え方からして、まだまだトピックは増える可能性がある。
最後に
めっちゃ堅苦しく書いたけど楽しんでいくぞ!!!!
狂ってるくらいがちょうどええんじゃ└(՞ةڼ◔)」
てかテーマ大杉だろ、常識的に考えて...